運動前のストレッチは禁物?!

先週「トップトレーナーが極意を伝授!子どものスポーツ活動を支える本物の知識」

と題した、中野ジェームス修一氏による講習を受けてきました。

6時間にわたり、

体幹トレーニング/ケガの早期発見と予防/体の負担を軽減させるための準備運動、

食事や睡眠などのリカバリー方法/メンタルケア・・・と盛り沢山!


「僕の職業欄を見て、フィジカルトレーナーってどんなお仕事なんですか?と

聞かれた20年前を思うと、トレーニングがここまで浸透してきたのは嬉しい。


けれども、日本ほど、間違った知識がTVや本などメディアを通じて出回っている国はない。


子どもたちはうまくなりたい!の一心で、指導者や大人の言うことは何でも吸収してしまう。

だからこそ、何が正しく、何が間違っているのかを私たち大人が正しく理解し、伝える必要があるのです」

と、熱く語り始める中野氏。

「このくらいの練習量で怪我する?もう疲労骨折する?というくらい、子どもたちの体がやわになっている。 仲間の整形外科医の先生曰く、切れた靭帯手術をする際、 他部位(たいていは裏腿ハムストリング)から靭帯を移植したいのに 細くてとってこれない。 エコーや画像で見ると、全体的に筋の厚さが骨の強度が減り、腱も細くなっている。 ちなみに、筋肉は血管も神経も通っているので切れたりケガをしても 新しい血液が流れてきて修復→治っていくけれど、 靭帯には修復する材料を運んでくる血管が通っていないので、 切れっぱなしにしておくと溶けてなくなってしまう。 なので、靭帯損傷したなら、手術するしか方法がない。 子どもの体が弱体化している原因のひとつが 成長段階で走り回るなど望ましい負荷が足りないこと、 もう一つは、加工食品を取り入れすぎていること。 加工食品にはリン酸塩が多く含まれており、過剰摂取は骨をもろくするからです」 現代の子は体格はよいのに体力がない、などよく耳にしますが、 筋が薄くなったり、腱が細くなったり、目で確認できるレベルだとは驚きです。 幼児期・学童期のうちに、生活や遊びの中でまずは体をたくさん動かし、 なるべく加工食品を減らしてバランスよく食べ、しっかり眠る! 朝ごはんは必ず摂る! 「食う寝る遊ぶ」基本が子どもには大事なのだなぁと改めて実感しました。 さらに、運動についての一番の衝撃は 「準備運動でよくやる、反動をつけていちに、さんし、という”アキレス腱伸ばし” あれは絶対運動前にやらないでください! 可動域いっぱいに反動をつけてやると、 反射で筋肉が硬くなったり、 筋繊維を傷めたり、全く逆効果です。 もうひとつ、 ゆっくり筋肉を引き延ばす”静的ストレッチ”もダメです! パフォーマンスが明らかに落ちます。 運動前にストレッチしているのは日本くらいですよ。 ストレッチは運動後に行うもの、です」 会場全体、じゃぁ何をやればいいの?!とハテナマークだらけ(笑) 「運動前にやってよいのは、ウオーミングアップとしてのジョギングと”動的ストレッチ”。 血液をしっかりと身体の隅々まで回す。 血液を温めて回さないことには、 筋肉をベストパフォーマンスを行えるレベルまでもっていけません。 そのためにはまず走り、あらゆる関節をしっかり動かす」 ”動的ストレッチ?!” ストレッチというネーミングながら、実技は予想よりハード。 これを準備運動として、やるの?というくらいしっかり動きます。


野球のマエケン体操をイメージすると分かりやすいでしょうか? あの体操は肩関節、肘関節、手関節一気に動かし、温め、可動域を広げ… あれを股関節、腰椎、頸椎、と多種類行うイメージです。 運動習慣のない方には、これだけでも十分な運動、というくらい動きます。 少し息が上がり、全身ポカポカ。 youtubeなどで"動的ストレッチ"を検索すると、 色々出てきますので、見てみて下さい。 他にも、子どもにはこのストレッチや筋トレはやらせていけない! という具体的動きなどお伝えしたいことは沢山あるのですが、今月はこれにて… と!そうでした! 2/5 (水)19:30〜20:42 NHK総合にて、 冬のお悩みスペシャルと題し、 「東洋医学ホントのチカラ」が放送されます。 https://www4.nhk.or.jp/toyoigaku-honto/ 私も楽しみに見てみます。

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